
「食料・農業・農村基本計画」改定案
政府はコメの輸出を8倍にすることを目指す方針です。
政府は、2024年は4.4万トンだったコメの輸出量について、2030年までに35.3万トンと8倍にする目標を新たに設ける方針であることが分かりました。
輸出額は、2024年の136億円から2030年に922億円に伸ばすとのことです。
生産コストの低減を進め、輸出用にコメの生産を増やし、国内で需給が逼迫(ひっぱく)した時には国内用に回すなど価格の安定化につなげたい考えです。
また、農産品全体の輸出額については、2030年に5兆円に拡大するという目標を据え置きます。
「食料・農業・農村基本計画」の改定案に盛り込み、早ければ3月末にも閣議決定する見通しとのことです。